この記事は、2023年3月5日(日)に編集更新をしています。
こんにちは、ryoichiです。
いきなりはじめますが、土間タイル下地につかうモルタルを「バサモルタル」といいます。モルタルとの違いはセメントと水の量を変えて調合をします。
この記事では、なぜバサモルタルをつかわなければならないのか?
そして、どうして土間タイル下地にモルタルを使ってはいけないのかを
どの記事よりも熱くわかりやすく説明しています。
バサモルタルとモルタルの違い「土間タイル、モルタル下地の失敗例」土間タイル下地はなぜモルタルでつくってはいけないのか?
まずは、土間タイル下地バサモルタル前にセメントペーストをつくるのですが
私がつくっている動画を2分程度のせていますのでみてください。
結論を先にいえば、モルタルでタイル下地をつくるとクラックがはいる。
そして、その上にタイルを施工するとクラックはタイルの裏面から伝わり
表面にもあらわれおなじひび割れがしょうじます。
例えば
バサモルタルをクッションと考えるのなら
イメージとしてチョコフレークのブロックタイプになる。
(なかに空洞があるためクラックがおさえる効果がありますしセメント量を抑えられますのでクラックが入りにくい)
土間タイル下地モルタルでの失敗、バサモルタル下地が必要。しかし、コンクリート荒打ちたたきが割れているところにバサモルタルを施工するとこうなる。
くり返しになりますが、土間タイル下地はコンクリートを荒く打った上に施工しますよね、そのコンクリートにクラックがはいっている場合バサモルタルを施工して土間タイルを貼るといずれこういう状態になることが多いです。
このようにタイル表面が割れてしまった場合タイルをはがしても同じ状態のクラック、ということはコンクリートたたきからのひび割れで伝わってくるということになりますので砕石のしめつけもしくはコンクリートの厚みがない場合ひび割れの原因になると考えますが建築物もいきものですからどの工程が悪いともいいかねますよね、私の施工もわるい場合もありますので(特にリフォーム現場で多発しますの下処理も必要です)
バサモルタルとモルタルの違い「土間タイル、モルタル下地の失敗例」(まとめ)
・バサバサしたモルタルを「バサモルタルありますので
モルタルとの違いはセメントと水の量。
・モルタルで下地をつくるとクラックがはいる。
そして、その上にタイルを施工するとクラックはタイルの裏面から伝わり
表面にもあらわれおなじひび割れがしょうじる。
ps
このつぎは、バサモルタルをミキサーでつくる動画を制作いたします。
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