土間 タイル 立ち上がり失敗!楽に施工できる寸法はこれだった件

この記事は2023年3月5日(日)に編集更新をしています。

 

タイル下地、蹴上部分と側面を施工するにあたって本当に重要なのが寸法だ。几帳面すぎる職人ほどタイル貼りの段階になると苦戦を強いられる。ここは1つ妥協をして逃げを知ってみると施工スピードは格段にあがりましたので画像をつけて説明しています。

 

 

 

土間 タイル 立ち上がり失敗!楽に施工できる寸法はこれだった件「逃げを知らないと時間だけが掛かる」

私がいま施工しようとしている物件を例にとって話をはじめます。
まずはこのようなテラスが玄関の反対側にあってコンクリートむき出し状態になっています。

で、これから立ち上がり部分を(蹴上)をモルタルをぬって寸法に合わせていきます。このテラスには300角のタイルと100角の段鼻役物を貼って完成となります。現在の時点では二段目の立ち上がりのコンクリート天バに刀定規をセットして段取りをしてみます。

 

 

 

このテラスには300角のタイルと100角の段鼻役物を貼って完成となりますので
タイル下地の寸法をのこしておきます。

 

 

2段目のコンクリートたたきは1870メートルになっていますプラス役物段鼻が
奥行タイル+メジになりますので仕上がりは1900になりますよね。
このとき土間タイル下地を1890にしていまいがちですが、それでは苦労するタイル貼りになってしまいます。

 

 

なので、奥行きから300角を貼り付けて段鼻施工の場合のタイル下地は
1850にするのが結論になります。

 

 

 

タイル 施工 失敗の罠, 仕事とは自由がきいてこそスピードが加速する。

タイル施工だけではく、ミリ単位の施工をしている方も多くいます
しかし、自由がきいてしあがりが早くするには逃げることも必要になる。

はじめでも書きしたが、あらゆる仕事で几帳面にまいにちの仕事に向き合っていると気疲れだけではなく「今までなってきた仕事にストレスを感じてしまう瞬間に出くわすときが必ずやってくるはずです」

なので、どんな仕事でも正確に!ということはありますが
自分を助けるために建築以外のしごとでもスピーディーにしごとをすすめるには完成までの途中で「ここはここまでだ!」という自分で決めていくことが必要だと私はかんじています。

少し、タイル施工手順とは話はそれてしまいましたね!
ごめんなさいね。

 

土間 タイル 立ち上がり失敗!楽に施工できる寸法はこれだった件(まとめ)

タイル下地の寸法はピッタリと合わせると失敗しがちです。
例えば、役物段鼻ではなく平物タイルだけで階段施工の土間タイルをすれば
このことが解るとおもいます。

仕事には遊びは必要かもしれません。

 

それでは!

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